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中途失明原因のトップ、加齢黄斑変性

加齢黄斑変性は、ものを見るのに非常に重要な網膜の中心、黄斑の老化によって起きます。

加齢黄斑変性は、米国では中途失明原因のトップになっており、目の現代病として日本でも急増しています。

加齢黄斑変性の中でも進行が早く、放置すれば大半が失明するという恐ろしい滲出(しんしゅつ)型の加齢黄斑変性の患者数は、6年間で倍になってきているそうです。

この病気は、進行すると日常生活に重大な影響を及ぼしますが、老眼だと思い込んで放置してしまうケースが多くみられます。


加齢黄斑変性は滲出型と萎縮(いしゅく)型に分けられます。

萎縮型は非滲出型とも呼ばれています。

黄斑の組織が加齢とともに痛んで萎縮してくるもので、
加齢黄斑変性の多くはこの萎縮型になります。

黄斑は、網膜のほぼ中心に位置し、ものを見るための重要な視細胞が集中しています。

症状の進行はゆっくりで、長い間かかって視力が低下していき
萎縮部分が拡大して中心窩(黄斑中心部にあり、ここに異常が生じると視力低下がさらに深刻になります。)にかからない限り、高度の視力障害にはなりません。

萎縮型の加齢黄斑変性は、黄斑の老化現象が病的に進んだ状態と考えられていますが、詳しい原因はまだよくわかっていません。

老化現象ですから確実に有効な治療法がなく、視力も急には落ちないので、今のところこれといった治療は行われません。

ただし、萎縮型から滲出型へ変化して進行が早くなることもありますので、定期的に通院する必要はあります。


posted by はなめがね at 10:14 | 間違えやすい病気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

老眼だけでなく白内障もあるかも

白内障(白そこひ)は、眼の奥にある円盤状の透明な水晶体が老化して濁る疾患で、起きる見え方の症状が老眼とよく間違えられます。

水晶体は老化すると、その中に含まれるタンパク質が変性して硬くなったり、白く濁ったりします。

またタンパク質の中のアミノ酸の一部は光により分解されて水晶体が黄色になって行きます。

水晶体のタンパク質は老化や遺伝、放射線、薬の副作用に加え、
紫外線、糖尿病、アトピー性皮膚炎、緑内障などの他の眼疾患などの誘発因子によってタンパク質の分子が大きくなり
水に溶ける性質を失って濁ってきます。

その上にまた水晶体の中にあるビタミンC、グルタチオンなどの減少、
カリウムも滅少し、ナトリウムとカルシウムは増加して水晶体の濁りを進めます。

水晶体の濁りは、老化によって50才代以降の健康な人にも起こり
この症状が進むと加齢性白内障(老人性白内障)になるのです。

加齢性白内障は老眼と同じく、場合によっては30才代から濁りが始まっており
40才代では初期のものまで含めると30%の人が発症していると言われています。

加齢性白内障は、年齢に比例して発症率が上がっていき
80才代ではほぼ全員にある眼の疾患です。

白内障になるとピントが合っているのに、
ものがかすんで見えたりします。

視力が低下してくる、かすむ、まぶしい、視界が暗い
二重に見える等の症状がある時は白内障が疑われます。

目の痛みや充血はありませんが、
濁りが進むと視力が低下して行き、生活に支障が出るようになってきたら、手術で人工の眼内レンズを入れます。



posted by はなめがね at 10:56 | 間違えやすい病気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

煩わしい飛蚊症


40才前後から目の機能は低下してきます。

老眼は、年齢とともに水晶体が硬くなり
水晶体を支える毛様体の働きも低下することで
水晶体のピントを合わせる機能が低下して起こります。

新聞や本を目から大体30cm以上離さないと見えにくければ
老眼である可能性があります。

普通老眼は40才を過ぎた辺りから始まりますが、
個人差があって早い人では30半ば位から始まります。

老眼が始まる頃は、目にとっての変わり目の頃です。

年齢による目の衰えを感じて、自分では老眼の症状と思っていても
場合によっては別の眼疾患である場合があります。

老眼年齢の40才を過ぎたら眼科での定期的な検診をお勧めします。

老眼が始まる頃に多く起こる目の老化現象の中に
「飛蚊症」(ひぶんしょう)があります。

眼球の約8割は「硝子体」という卵の白身のような
ゲル状の物質で満たされています。

硝子体は子供の頃は、弾力がありしっかりとしていますが
成人したあたりから液化(水のようになる)が始まります。

また老眼が始まる頃には硝子体の線維の一部が濁ってきます。

そして濁った部分が網膜に影を落とすことがあり
その影が網膜に糸くずや黒点のように映り、
まるで目の前を蚊が飛ぶように見えるのでこの名があります。

飛蚊症とは、硝子体が液化したり硝子体が縮んできた時にできる
硝子体の濁りが見えるのだと考えてください。

これは加齢による生理的な現象で、病気ではありません。

だいたい60才頃には、全体の3割の人に飛蚊症があるといわれます。

中年過ぎの方で突然に飛蚊症が起こるものは、
硝子体混濁のことが多いので大体は心配はいりません。

この飛蚊症は経過観察しているうちに消えることがありますが、
症状がひどく、治療を希望される場合は硝子体を取り除く
「硝子体切除術」を行う事もあります。

飛蚊症が治る目薬や飲み薬がないからです。

注意するべきなのは、飛蚊症に隠された重大な眼疾患です。

近視が強い方の場合は網膜剥離の症状として
現れることもあるので注意しましょう。

飛蚊症が日に日にひどくなる場合や
黒い影が現れてきた場合は、網膜剥離や眼底出血なども
考えられますので早めに眼科受診をしてください。

タグ:飛蚊症 老眼
posted by はなめがね at 22:54 | 目の老化による症状 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

CKで安全な老眼治療


老眼治療のCKは、わずらわしい老眼鏡やコンタクトレンズでの生活を 短くするためにアメリカで開発された治療法です。

CK治療を受けた後、日常生活を送る上での老眼鏡は不要になります。

ただし長時間物を見たり、特別に細かい作業をする時には、
補助的に眼鏡やコンタクトレンズが必要になることがあります。

また老眼は年齢とともに進行するので、
老眼鏡をかけなければならない時間が増える可能性もあります。


老眼治療CKは、レーシックや眼内レンズなどと違って
角膜中央部に治療を行うことはありません。

また、メスで切ったりレーザーで切除したりしないため
リスクが少ない、非常に安全性の高い技術です。

米国Refractec社で開発された治療法で、
世界的にも厳しい安全基準の米国 FDA
(米国食品医薬品局のことで日本の厚生労働省にあたります。)から唯一認可を受けている老眼矯正治療です。

治療を行う医師は米国Refractec社の研修を受け、
認定されることが義務付けられているため、
高い安全性が維持されている医療技術です。

老眼治療CKは点眼麻酔をした上で行われます。

角膜は麻酔が非常に良く効く組織ですので、手術中は痛みをほとんど感じません。

最初のマーキングの際には、眼球が押される感じがしますが
まず治療中に痛みを感じることはありません。

手術は、角膜の周辺部の表面に高周波エネルギーを加え
角膜周辺部を収縮させ角膜中央部のカーブを変えることにより
遠視を矯正します。

遠視を矯正することで、近方視力を向上させ老眼も治療するのです。

CKはモノビジョンの1種で、ブレンドビジョンと呼ばれています。

このモノビジョンとは、片目で遠くを見てもう一方の眼で近くをみる方法です。


術後は点眼麻酔が切れた後、角膜上皮が再生するまでは
1〜2日程度、眼に異物感を生じることがあります。

CK治療の時間は5〜10分程度で入院などの必要が無く、
日帰りで施術できます。

屈折矯正手術、白内障手術をした後でも治療が可能で
レーシックの手術や白内障手術を受けた人も治療ができます。

また、CK治療を行ったために、レーシックや白内障手術
緑内障手術ができなくなるといった事もありません。

タグ:CK 老眼 治療
posted by はなめがね at 10:14 | 老眼の治療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

レーシックでも老眼矯正できます


老眼矯正でもレーシックができます。 
新しい老眼治療の老眼矯正レーシックは、
通常のレーシックと同様の手術手順です。

眼の屈折で最も大きな働きをする角膜にエキシマレーザーという
特殊なレーザーを照射し切除します。

エキシマレーザーはコンピューターで制御されており、
角膜の切除する直径と矯正する量を何段階かに分け、
角膜の中心部を遠方に、角膜の周辺部を近方に合わせるように矯正します。

角膜の中心部はドーナツ状に浅く切除し
近くにピントが合うような形状にし、
角膜の周辺部もまたドーナツ状に形成し、 この部分は遠方にピントが合うように矯正するのです。

角膜の形状を遠近両用のコンタクトレンズに似たような形状に
矯正しますので遠近両用のコンタクトレンズが角膜上に乗った時と
同じだと考えると分かりやすいでしょう。

老眼矯正レーシックは、近視、遠視、乱視のほかに老眼の症状がある方で、
レーシックの手術後には、
遠くも近くもメガネなしである程度見えるということを
希望している方を対象にしています。

老眼矯正レーシックでは、角膜の状態は
正視で老眼の矯正を行わなければなりませんから、
元々患者さんが持っている屈折は
正視あるいは遠視でなければこの老眼矯正が
出来ないことになります。

まず、近視で老眼の場合は基本的には、
近視を治療して正視にするということから始めていきます。

この治療方法のメリットは、メガネなしで遠くも近くも
ある程度見えるようになることです。

デメリットとしては、視力が安定するまで
1ヵ月〜3ヵ月かかること、

瞳孔が小さい場合では、
遠近両用の機能が十分に機能しない場合があること、

細かい文字などを見る時には、眼鏡が必要になることもある
ということです。

posted by はなめがね at 16:00 | 老眼の治療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

老眼矯正レーシックはモノビジョンです


モノビジョンとは、利き目でない眼に近視を残したまま、
もう一方の利き目を遠くが見えるようにに矯正する方法で
視力矯正として長い間、コンタクトレンズで使われてきた方法です。

つまりモノビジョンレーシックとは、
近視、遠視、乱視のほかに老眼の症状をもった方に
利き目でない眼で近くを見るよう少々近視の状態に
利き目で遠くを見るよう正視に手術で矯正する老眼治療です。

近視と正視、両眼を使うことにで
近くを見たり遠くも見ることが出来るようになります。                         

モノビジョンレーシックの治療を受ける事によって、
いちいち老眼鏡をかけなくても
一通りの日常生活なら送れるようになります。

手術に際しては、
適応検査と手術前の最終検査でモノビジョン状態を作り、
矯正する度数を決めます。

モノビジョンレーシックは、通常のレーシックと同じ方法で手術を行い
レーザーで左右それぞれの角膜を遠方用、
近方用の形状にしていきます。

モノビジョンレーシックの注意点は
見え方に慣れるまで1〜3ヵ月程度かかることです。

慣れるまで無理にピントを合わせようとして 眼に負担がかかり
眼精疲労を起こすことがあります。 

術後3〜6ヵ月経過しても
モノビジョンの見え方に違和感があるときには
再手術で希望する眼側へ見え方を揃えることができます。

また、ものを見たときの立体的な感覚が低下することもあるので、
夜間時車を運転したり、細かい作業をする方には不向きです。

場合によっては夜間時の運転や細かい作業のための眼鏡が必要になります。
 
posted by はなめがね at 04:55 | 老眼の治療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

あなただけに合う老眼鏡は?



老眼鏡のタイプは、たくさんあって迷ってしまいますね。

老眼鏡はおしゃれのためだけでなく、用途に合わせて何個か所持される事をお勧めします。

レンズ選びのポイントは、近視や乱視もあるのか、また
あなたの生活の中で何を重視したいのか、
そして老眼の進み具合です。


老眼鏡は普通、近くのものを見る時だけに使用します。

そのため、眼鏡をかけたり外したりが煩雑になりますが、
この不便さを解消したのが遠近両用眼鏡です。

しかし通常の老眼鏡と比べると目が疲れやすい、
視野が狭くなるなどの欠点があります。


単焦点レンズ(シングルビジョンレンズ)

 ゆうちょなどの公共機関に備品として置かれていたり、
 あちこちで売られている老眼鏡です。

 近いところを見るだけのものです。

 値段も安く、文字を書くくらいのときだけに
 使いたいという時に便利です。

 遠くを見るときには老眼鏡をはずすか、
 別の眼鏡にかけ替えなければなりません。


多焦点レンズ(遠近両用レンズ・マルチフォーカルレンズ)

 遠方を見る視力と近方を見る視力の両方を矯正します。

 単焦点レンズの老眼鏡をかけたりはずしたりが
 煩わしく感じる人には、遠近両用眼鏡がお勧めです。

 このタイプのレンズは手元の文字などが
 見える範囲が狭く
 長い時間近くを見つづけることにはむきません。

 遠近両用レンズは近くから遠くまで見えるのだから、
 中近用レンズの代わりになるのではないかと
 思われ勝ちですが、手元での作業をしたい場合は、
 中近用レンズの方が向いています。


二重焦点レンズ、三重焦点レンズ

 二重焦点レンズ(バイフォーカルレンズ)は、
 近いところ用と遠いところ用の2つのレンズが
 上下に重なったり、近いところ用が小さい玉の形で
 真ん中のあたりに入ったりしていて、
 遠くの度数と近くの度数とが
 境界線で区切られています。

 境界線がわかるため格好は良く無いし、
 レンズの境目ではボヤケて見えますが、
 遠くと近くは視野が比較的広く、ハッキリと見えます。

 しかしレンズの境目でなければ
 ゆがみやボヤケることはほとんどありません。


 三重焦点レンズ(トライフォーカルレンズ)は
 近いところ用と遠いところ用の間に
 中間用の度数を入れたレンズもあります。
 
 
 しかしレンズの境目を除けば
 像のゆがみや揺れがほとんどありません。


累進多焦点レンズ(プログレッシブレンズ)

 境目の部分の度数を徐々に変えてあり、
 中間を見るのに便利なタイプで、
 老眼鏡レンズの主流になってきています。

 境目はありませんが、近く用と遠く用の
 違うレンズを1枚にしているために、
 特に度数が変化させてある場所の両側では
 像がゆがんだりボヤケたりします。

 また、遠くが良く見えるレンズほど、
 近くの視野が狭くなります。

 このタイプのレンズは、
 自動車を運転する事などが多い人向きです。


中近用レンズ

 中近レンズは手元が見える範囲が広く
 長時間の手元の作業に向いています。

 しかし、遠くを見るための補正が無いので
 かけて出歩くことは出来ません。

 遠近両用レンズの老眼用のレンズ部分を広くして、
 手元から5m先くらいまでを 
 見えやすくしたレンズです。

 家事などの室内での作業に向いています。


近近用レンズ

 手元から1mくらいまでを見るのに
 作られたレンズです。

 手元でも、ディスプレイやキーボードなど
 少しずつ距離が違うものを見る
 パソコンの作業などのデスクワークや
 手芸などに向いています。


老眼鏡のレンズは、誰にでも合うレンズではなく、
あなただけに合うレンズであるという事が大切です。

たとえば、読書をよくなさる方なら、
近用の単焦点レンズ(俗に言うリーディング・グラス)
を使うのが良いでしょう。

また車の運転やゴルフが好きな方なら、
遠用の単焦点レンズを作ればよいでしょう。

パソコンを使っての仕事が多いのなら、
近近用の多焦点レンズがよいでしょう。

老眼は、60才位までは比較的 早く進み、
大体2年〜3年でレンズの度数が変わっていきます。
 
ご自身の生活の中で不自由している場面は何か、
また、何を重視したいかをよく考えておいて、
眼科医に説明した上で
老眼鏡の処方箋を作って貰う事が大事です。


posted by はなめがね at 15:52 | 予防と対処方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

目の曲がり角は、老眼の始まり

老眼は、40歳前後の中年以降から始まって、
誰もがなってしまう眼の老化現象です。

よく、お肌の曲がり角は25才といわれますが
目の曲がり角は45才といわれています。

老眼は老化現象の1つなので
誰だって自分が老眼だなんて
認めたくないものです。

でも、次のような症状が現われて来たら
老眼を疑ったほうが良いかもしれません…。

遠くはよく見えるのに、近くを見ていると疲れる
目がかすむ、小さい字は少し遠くに離すと
見やすいという症状の自覚がありますか?

無理して目を凝らして
近くにピントを合わせていると
肩こりや頭痛を起こすことまであります。

また、明るいと近くがよく見えるのに
薄暗いと見えにくくなるのも特徴になります。

ものを見るとき人間の眼は、
毛様体という部分の筋肉を収縮させ
水晶体の厚さを調整してピントを合わせます。

近くの物を見ようとするときには、
水晶体を膨らませて
ピントを合わせて調節しています。

若い頃は、遠くも近くもピントを合わせる
調節力が十分にありますが、
年齢とともに水晶体の弾力性が失われると
十分に膨らませることができなくなります。

そのためピントを合わせる調節力が弱まり、
ピント調節が必要になる範囲全体が見づらくなり、
近くだけでなく焦点の合う範囲そのものが
狭くなってしまいます。

老眼の一番の原因は、
眼のレンズの役割をしている水晶体の機能が
老化現象によって衰え、弾力性がなくなるためです。

このように年齢とともに眼の調節力が低下してきて、
ピントが合わなくなるという現象が出てくると、
やっぱり老眼の始まりなのです。

思い当たる方はこのさい老眼を認めて、
対策を早めにうった方が
快適な生活が送れ、QOLが向上すると思いませんか?


posted by はなめがね at 10:32 | 老眼とは | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

近視の人は老眼になりにくい?



近視の人は老眼になりにくい?

よく言われることですが、
答えは、近視の人は「老眼に気付きにくい」です。

老眼は誰にでやってくる老化現象の1つですので、
近視の人が老眼になりにくい、ならないということはありません。

ではどうして近視の人は「老眼に気付きにくい」のでしょうか?

近視の人は老眼が始まると、
近視用の眼鏡やコンタクトレンズを外せば
近くが良く見えるので、この状態は老眼ではない、
近視が軽くなったからだと勘違いする人が多いからです。

このように、近視用の眼鏡やコンタクトレンズを外せば
近くが見えやすくなりますから、
正視の人とくらべて老眼鏡をかけるのが遅くなるため、
「近視の人は老眼にならない、なりにくい」
と思われているようです。

しかし眼鏡を外す方が小さい字が
読みやすくなるのですからやっぱり老眼なのです。

近視の人は、もともと近くにピントが合っているので、
その分だけ水晶体の調節が要りませんから、
老眼を自覚しにくいというだけのことです。

逆に、遠視のように遠くの方がよく見えていた人は、
正視の人とくらべて早い時期から
老眼を自覚することが多いでしょう。

近視の人の目にも必ず老眼は訪れます。

でも、近くを見るときは眼鏡を外すと良く見えますので、
老眼に関して言えば、近視は近くを見るときには、
都合の良い目です。

近視の人が、近くが見えにくいので、
近視用の眼鏡を外したとしたら、
老眼鏡をかけたのと同じ事になりますので、
老眼が進んでいる事を自覚することが出来るのです。


タグ:近視 老眼
posted by はなめがね at 10:31 | 老眼とは | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

遠くも近くも見える遠近両用眼内レンズ



遠近両用眼内レンズというのは、
新しい老眼の治療、回復法の1つで、
遠くも近くも見えるようになれる画期的なものです。

老眼治療CK(伝導性角膜形成術)と同様に
たいへん注目されていて、ここ日本でも
症例数が増加しているのが
遠近両用眼内レンズの老眼治療手術です。

そもそも遠近両用眼内レンズとは、
白内障の治療に使われているものです。

今までの遠近両用眼内レンズは遠くか中間か近く、
どれか1つにしかピントを合わせる事が出来ませんでした。

しかし、近くだけでなく、遠くや中間も
同時に良く見えるようにレンズを組み合わせて作った
遠近両用の多焦点眼内レンズが開発され、
老眼治療が行われるようになったのです。

手術の方法は通常の白内障の手術とまったく同じです。

水晶体の中身を超音波で破壊して吸い出し、
その中に多焦点眼内レンズを入れます。

ただし、手術後に裸眼でものを見るには、
眼内レンズの度数がちゃんと合っている、
角膜乱視が少ないという状態が要ります。

手術後に乱視の影響で裸眼の視力がよくない場合は、
レーシックで微調整する方法がとられています。

残念ながら、この治療には保険が利きません。

遠近両用眼内レンズの治療は、自由診療にあたります。


自由診療なのでクリニックによってそれぞれ違います。

治療費は両眼で70万円以上というところがほとんどなので、
今のところそうそう気軽に受けられる治療ではない様ですね。

遠近両用眼内レンズでの老眼治療手術に適している方は、
老眼で視界が悪く、白内障の症状も出ている方や
スポーツをしたり、パソコンをよく使用している
中高年の方です。


posted by はなめがね at 22:06 | 老眼の治療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする