水晶体は老化すると、その中に含まれるタンパク質が変性して硬くなったり、白く濁ったりします。
またタンパク質の中のアミノ酸の一部は光により分解されて水晶体が黄色になって行きます。
水晶体のタンパク質は老化や遺伝、放射線、薬の副作用に加え、
紫外線、糖尿病、アトピー性皮膚炎、緑内障などの他の眼疾患などの誘発因子によってタンパク質の分子が大きくなり
水に溶ける性質を失って濁ってきます。
その上にまた水晶体の中にあるビタミンC、グルタチオンなどの減少、
カリウムも滅少し、ナトリウムとカルシウムは増加して水晶体の濁りを進めます。
水晶体の濁りは、老化によって50才代以降の健康な人にも起こり
この症状が進むと加齢性白内障(老人性白内障)になるのです。
加齢性白内障は老眼と同じく、場合によっては30才代から濁りが始まっており
40才代では初期のものまで含めると30%の人が発症していると言われています。
加齢性白内障は、年齢に比例して発症率が上がっていき
80才代ではほぼ全員にある眼の疾患です。
白内障になるとピントが合っているのに、
ものがかすんで見えたりします。
視力が低下してくる、かすむ、まぶしい、視界が暗い
二重に見える等の症状がある時は白内障が疑われます。
目の痛みや充血はありませんが、
濁りが進むと視力が低下して行き、生活に支障が出るようになってきたら、手術で人工の眼内レンズを入れます。
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